ご予算の参考を、とのことですので、
今までの自宅スタジオ工事の施工例を申し上げます。
弊社姉妹店である貸しスタジオ「サウンドおおだち」は、
木造平屋なのですが、
特殊な工法で遮音性能を出しております。
更に前室を作ったり廊下を作ったりすることで
音が吸音されていくようにしてあります。
遮音性能重視でしたので、部屋にサッシは作りませんでした。
目の前が国道で、振動音が車の振動音と混ざって聞こえにくいというように、
立地条件が良いことも好条件の一つでした。
こちらは坪単価80万(1980年代当時)です。
12畳間のスタジオと4畳半の第二スタジオにミキシングルームを作っています。
このスタジオは110dBの音を出しても、外では測定不可になっているほど
遮音効果が出ております。
私のバンドの専用スタジオを2007年に作製したのですが、
こちらのページをご覧下さい。
このスタジオは木造平屋で、上記と同じように
特殊な工法で遮音性能を出しております。
こちらも遮音性能重視でしたので、部屋の開口部は入口扉のみです。
この工法は壁厚が30センチ以上必要となります。
周りが田んぼであり川も隣接し、隣家が50メートルほど離れており、
立地条件が非常に良い場所ですので、
低音域の振動音が隣家に伝わりにくくなっております。
前室で53dBの遮音性能を出しました。
坪単価約80万円の工事となりました。
低音の注意点としましては、
ドラムなどの振動音は周波数の波が大きいので、
隣家ではなく、そのまた隣の家に音が伝わったりすることがあります。
ジャンルによっては130dBほどの音量になる場合があります。
また、個人的にライブハウスを利用させていただく機会が多いのですが、
オーナー様と話しをしていても、
「ドラムやベースの振動音だけはどうにもならない」
ということをよく聞きます。
確かに低音のような振動音を制振するのは難しいことです。
ビル内のライブハウスは下階に奈落を作ったり
上階に部屋を設けるなどして制振をすることで
振動音を伝えにくくすることをしているようです。
低音は音の波が大きいので、例えるなら、
クジラがドーンと扉に当たったとして
その振動が他へ伝わらないようにすることが大事です。
低音だけで言うと、小さな隙間からは音は逃げにくいです。
逆に、ピアノのような高音域のものは、音の波が細かくなり、
隙間から音が逃げやすくなりますので、
数ミリの隙間に神経を注いでおります。
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